6月10日開催『MUSIC AWARDS JAPAN WEEK SPECIAL LIVE A Tribute to EIICHI OHTAKI』出演者
国内最大規模の国際音楽賞『MUSIC AWARDS JAPAN(MAJ)』の関連イベント『MUSIC AWARDS JAPAN WEEK SPECIAL LIVE A Tribute to EIICHI OHTAKI』が10日、東京・SGCホール有明で開催された。大滝詠一さんの功績をたたえるトリビュートライブとして行われ、杉真理、ハンバート ハンバート、トータス松本(ウルフルズ)、伊藤銀次、渡辺満里奈、野宮真貴、藤井フミヤ、稲垣潤一、鈴木茂、吉田美奈子らが出演。大滝さんが遺した数々の名曲を歌い継いだ。
【ライブ写真多数】豪華アーティストが集結!ナイアガラ・レコード50周年ライブの模様
さらに、小林旭がサプライズゲストとして登場。会場を大いに沸かせた。
ライブはバックバンドのNIAGARA'S CLUB BANDによる「夏のペーパーバック」のインストゥルメンタルで幕を開けた。井上鑑(キーボード)を中心に、高水健司(ベース)、上原“ユカリ”裕(ドラム)、今剛(ギター)、土方隆行(ギター)、三沢またろう(パーカッション)、鈴木圭(木管楽器)、金原千恵子(1stバイオリン)、栄田嘉彦(2ndバイオリン)、渡部安見子(ヴィオラ)、笠原あやの(チェロ)という国内屈指のミュージシャンが奏でるサウンドは圧巻。それぞれの楽器の音がクリアに響き合いながらも豊かなダイナミズムを生み出し、会場の優れた音響性能も相まって、極上のアンサンブルを堪能させた。
続く「君は天然色」では、大滝さん本人の歌声と写真映像がスクリーンに映し出された。生バンドの演奏と音源の歌声が自然に溶け合い、まるで本人がその場にいるかのような温かな空間が広がった。
最初にステージへ登場した杉真理は、大滝さんとの出会いを振り返りながら、「はっぴいえんどの『風街ろまん』を“ふうがいろまん”と読むと教えられ、本気で信じていた」とユーモアたっぷりに明かして会場を和ませる。「オリーブの午后」などを爽やかに歌い上げ、序盤から温かな空気を作り出した。
ハンバート ハンバートは、リラックスした空気感と美しいハーモニーで「幸せな結末」などを披露。原曲の持つやさしさをていねいに届けた。
トータス松本は着物姿で登場し、紙吹雪を撒き散らしながら「ナイアガラ音頭」を熱唱。会場の熱気を一気に高めると、「ウルフルズの師匠です」と伊藤銀次を呼び込み、「福生ストラット パートII」をともに披露した。
伊藤は「大滝さんが亡くなったときに、大滝さんの作品を最初から全部聴き直したんです。そうしたら、いちばん好きなのは歌い方だと思った」と振り返る。「大滝さんの毛筆のようなデリケートな歌い方を僕なりにマスターして歌っていきたい」と語り、「ペパーミント・ブルー」などを優しい歌声で届けた。
中盤には渡辺満里奈が登場。「40周年でこんな大きいご褒美をいただけてうれしいです」と笑顔を見せ、「うれしい予感」などを披露した。
続く野宮真貴は、「大滝さんは渋谷系の大ルーツ。渋谷系を代表してリスペクトを込めて歌います」と語り、大滝さんが作曲した小泉今日子の「怪盗ルビイ」を、大滝さんの音声とともに披露。会場を盛り上げた。
■藤井フミヤが思い出語る、小林旭サプライズ登場に吉田美奈子の圧巻の歌唱
そして大きな歓声の中で登場した藤井フミヤは、高校生の頃に『A LONG VACATION』を聴き込んだ思い出を回想。「ウォークマンを手に入れて初めて外でステレオで音楽を聴いて感動した。そのとき何度も聴いたのが『A LONG VACATION』でした」と語った。
さらに「大滝さんは僕の青春。どの曲も口ずさめる」と話し、「恋するカレン」のほか、大滝さんが森進一に提供した「冬のリヴィエラ」を披露。力強さと艶やかさを兼ね備えた歌声で観客を魅了した。
稲垣潤一は自身の楽曲「バチェラー・ガール」に続き、「この会場の人はみんな知ってる曲」と紹介しながら、大滝さんが作曲した松田聖子の「風立ちぬ」を歌唱。伸びやかなハイトーンボイスを響かせた。
そしてここで、この日最大級のサプライズが待っていた。大滝さんが「憧れのスター」と公言していた小林旭が登場すると、客席からはどよめきと大きな拍手が巻き起こる。大滝さんが手がけた「熱き心に」を堂々と歌い上げると、力強く手を振りながらステージを後にした。
終盤には盟友・鈴木茂が登場。「雨のウェンズデイ」「カナリア諸島にて」を披露し、「たくさんの人とコミュニケーションが取れる素晴らしい曲をたくさん作ってくれた」と大滝さんへの思いを語る。その後、伊藤銀次と杉真理を呼び込み、「A面で恋をして」で会場を盛り上げた。
ラストを飾ったのは吉田美奈子。この日最もグルーヴィーな演奏に乗せて「指切り」を歌い上げると、圧倒的にソウルフルな歌声で観客を圧倒した。
吉田は大滝さんを「詠一さん」と呼んでいたことを明かし、「お兄ちゃんのような存在でした」と回想。「この曲のおかげでたくさんの人に知ってもらえました」と語りながら、50年前に発表された名曲「夢で逢えたら」を披露した。
バラードアレンジで届けられた同曲の終盤、吉田は天井を見上げながら「もし逢えたら力いっぱい抱きしめてね、詠一さん!」と絶叫。感情のこもった歌声に会場は大きな拍手で応えた。
アーティストの転換中には、MCを務めた佐野史郎が大滝さんにまつわるエピソードや雑学を披露。深い愛情と敬意にあふれた語りで、公演に彩りを添えた。
また、ライブ終盤にはNIAGARA'S CLUB BANDが「恋のナックルボール」のインストゥルメンタルも披露。冒頭の「夏のペーパーバック」と並び、一流ミュージシャンたちによる極上の演奏で観客を魅了した。
世代もジャンルも異なるアーティストたちが歌い継いだのは、大滝詠一さんという音楽家が生み出した珠玉のポップスの数々。美しいサウンドとアレンジ、色褪せないメロディー、そして卓越した演奏に包まれながら、その偉大な功績を改めて実感する一夜となった。"
【ライブ写真多数】豪華アーティストが集結!ナイアガラ・レコード50周年ライブの模様
さらに、小林旭がサプライズゲストとして登場。会場を大いに沸かせた。
ライブはバックバンドのNIAGARA'S CLUB BANDによる「夏のペーパーバック」のインストゥルメンタルで幕を開けた。井上鑑(キーボード)を中心に、高水健司(ベース)、上原“ユカリ”裕(ドラム)、今剛(ギター)、土方隆行(ギター)、三沢またろう(パーカッション)、鈴木圭(木管楽器)、金原千恵子(1stバイオリン)、栄田嘉彦(2ndバイオリン)、渡部安見子(ヴィオラ)、笠原あやの(チェロ)という国内屈指のミュージシャンが奏でるサウンドは圧巻。それぞれの楽器の音がクリアに響き合いながらも豊かなダイナミズムを生み出し、会場の優れた音響性能も相まって、極上のアンサンブルを堪能させた。
続く「君は天然色」では、大滝さん本人の歌声と写真映像がスクリーンに映し出された。生バンドの演奏と音源の歌声が自然に溶け合い、まるで本人がその場にいるかのような温かな空間が広がった。
最初にステージへ登場した杉真理は、大滝さんとの出会いを振り返りながら、「はっぴいえんどの『風街ろまん』を“ふうがいろまん”と読むと教えられ、本気で信じていた」とユーモアたっぷりに明かして会場を和ませる。「オリーブの午后」などを爽やかに歌い上げ、序盤から温かな空気を作り出した。
ハンバート ハンバートは、リラックスした空気感と美しいハーモニーで「幸せな結末」などを披露。原曲の持つやさしさをていねいに届けた。
トータス松本は着物姿で登場し、紙吹雪を撒き散らしながら「ナイアガラ音頭」を熱唱。会場の熱気を一気に高めると、「ウルフルズの師匠です」と伊藤銀次を呼び込み、「福生ストラット パートII」をともに披露した。
伊藤は「大滝さんが亡くなったときに、大滝さんの作品を最初から全部聴き直したんです。そうしたら、いちばん好きなのは歌い方だと思った」と振り返る。「大滝さんの毛筆のようなデリケートな歌い方を僕なりにマスターして歌っていきたい」と語り、「ペパーミント・ブルー」などを優しい歌声で届けた。
中盤には渡辺満里奈が登場。「40周年でこんな大きいご褒美をいただけてうれしいです」と笑顔を見せ、「うれしい予感」などを披露した。
続く野宮真貴は、「大滝さんは渋谷系の大ルーツ。渋谷系を代表してリスペクトを込めて歌います」と語り、大滝さんが作曲した小泉今日子の「怪盗ルビイ」を、大滝さんの音声とともに披露。会場を盛り上げた。
■藤井フミヤが思い出語る、小林旭サプライズ登場に吉田美奈子の圧巻の歌唱
そして大きな歓声の中で登場した藤井フミヤは、高校生の頃に『A LONG VACATION』を聴き込んだ思い出を回想。「ウォークマンを手に入れて初めて外でステレオで音楽を聴いて感動した。そのとき何度も聴いたのが『A LONG VACATION』でした」と語った。
さらに「大滝さんは僕の青春。どの曲も口ずさめる」と話し、「恋するカレン」のほか、大滝さんが森進一に提供した「冬のリヴィエラ」を披露。力強さと艶やかさを兼ね備えた歌声で観客を魅了した。
稲垣潤一は自身の楽曲「バチェラー・ガール」に続き、「この会場の人はみんな知ってる曲」と紹介しながら、大滝さんが作曲した松田聖子の「風立ちぬ」を歌唱。伸びやかなハイトーンボイスを響かせた。
そしてここで、この日最大級のサプライズが待っていた。大滝さんが「憧れのスター」と公言していた小林旭が登場すると、客席からはどよめきと大きな拍手が巻き起こる。大滝さんが手がけた「熱き心に」を堂々と歌い上げると、力強く手を振りながらステージを後にした。
終盤には盟友・鈴木茂が登場。「雨のウェンズデイ」「カナリア諸島にて」を披露し、「たくさんの人とコミュニケーションが取れる素晴らしい曲をたくさん作ってくれた」と大滝さんへの思いを語る。その後、伊藤銀次と杉真理を呼び込み、「A面で恋をして」で会場を盛り上げた。
ラストを飾ったのは吉田美奈子。この日最もグルーヴィーな演奏に乗せて「指切り」を歌い上げると、圧倒的にソウルフルな歌声で観客を圧倒した。
吉田は大滝さんを「詠一さん」と呼んでいたことを明かし、「お兄ちゃんのような存在でした」と回想。「この曲のおかげでたくさんの人に知ってもらえました」と語りながら、50年前に発表された名曲「夢で逢えたら」を披露した。
バラードアレンジで届けられた同曲の終盤、吉田は天井を見上げながら「もし逢えたら力いっぱい抱きしめてね、詠一さん!」と絶叫。感情のこもった歌声に会場は大きな拍手で応えた。
アーティストの転換中には、MCを務めた佐野史郎が大滝さんにまつわるエピソードや雑学を披露。深い愛情と敬意にあふれた語りで、公演に彩りを添えた。
また、ライブ終盤にはNIAGARA'S CLUB BANDが「恋のナックルボール」のインストゥルメンタルも披露。冒頭の「夏のペーパーバック」と並び、一流ミュージシャンたちによる極上の演奏で観客を魅了した。
世代もジャンルも異なるアーティストたちが歌い継いだのは、大滝詠一さんという音楽家が生み出した珠玉のポップスの数々。美しいサウンドとアレンジ、色褪せないメロディー、そして卓越した演奏に包まれながら、その偉大な功績を改めて実感する一夜となった。"