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「花粉症対策」6月取りまとめ 首相指示、スギ伐採加速

2023/4/14 10:22 (2023/4/14 12:22更新)
 花粉症対策を話し合う関係閣僚会議の初会合であいさつする岸田首相(中央)=14日午前、首相官邸 拡大する

花粉症対策を話し合う関係閣僚会議の初会合であいさつする岸田首相(中央)=14日午前、首相官邸

 政府は14日、花粉症対策を話し合う関係閣僚会議の初会合を首相官邸で開き、岸田文雄首相は来年の飛散期や今後10年を視野に入れた対策の全体像を6月までに取りまとめるよう指示した。官民が連携して、花粉の発生源となっているスギの伐採を加速し、国産木材としての利用拡大を促すことなどが柱となる。

 会議は、首相が3日の参院決算委員会で「花粉症はわが国の社会問題と認識している」と述べたのがきっかけ。松野博一官房長官が議長を務め、農林水産省や環境省、厚生労働省、国土交通省など省庁横断で取り組む。

 対策では、スーパーコンピューターや人工知能(AI)を活用したスギ花粉飛散予測の精度向上や、アレルギー症状の根本的な改善が期待できるとされる「舌下免疫療法」の普及も進める。

 スギは住宅や環境保全用途で高度成長期などに大量に植えられた。花粉が少ない新品種が開発されたが、国産木材の需要が少なく、植え替えがほとんど進んでいない。

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