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AsiaNet 201675 (0123)
【成都(中国)2026年7月24日新華社=共同通信JBN】四川省成都市で7月16日から29日まで、2026年アジア太平洋経済協力会議(APEC)デジタルAI大臣会合をはじめとするデジタルウイーク(Digital Week)の各種イベントが開催されています。本イベントは、アジア太平洋地域全体でデジタルと人工知能(AI)分野の交流・協力を推進する重要なプラットフォームであるだけでなく、成都市の革新的活力を紹介する機会でもあります。
本イベントの主催者である成都市人民政府(Chengdu Municipal People's Government)によると、デジタルウイークでは、AIイノベーション、産業成果の展示、天府文化の振興、経済・貿易協力という4つの柱を中心に、多彩な活動が展開されます。これらの取り組みは、本会合の機運を生かし、成都の製造業およびデジタル経済の質の高い成長を促すとともに、デジタル、インテリジェント、国際都市としての成都のブランドイメージをさらに高めるのが狙いです。
なぜ成都なのでしょうか?その答えは、アジア太平洋地域のデジタル経済の足跡を西に拡大するという戦略的要請にあります。
長年にわたり、アジア太平洋地域におけるデジタル協力は、沿岸部の先進地域に大きく偏っていました。今回、本会議が初めて中国内陸部の中心地で開催されることは、地域協力のあり方において大きな前進を意味します。成都は、国家プロジェクト「東数西算(Eastern Data, Western Computing)」を活用して安全で強靭なデジタルインフラを整備し、高水準の多国間対話を行える能力を備えてきました。「沿岸のフロンティア」から「内陸のハブ」へのこうした地理的シフトは、協力に向けた新たな座標とより大きな余地をもたらし、アジア太平洋全域で均衡のとれた発展とデジタルの恩恵の共有が促されることになります。
成都は、デジタル分野における中国の革新的活力を垣間見るのに理想的な場所でもあります。
中国西部に対する世界の認識は、長きにわたり、その天然資源にほぼ限定されており、急速に高まりつつあるイノベーション能力はほとんど注目されてきませんでした。2025年、成都の指定規模以上の工業企業の営業収入は1兆7900億元に達しました。同市は、電子情報と機器製造という2つの1兆元規模の産業クラスターを育成するとともに、人工知能や航空宇宙をはじめとする、それぞれ生産額が1000億元を超える11の主要産業チェーンを構築してきました。また、8万基以上の5G基地局を建設し、「スーパーコンピューティング、インテリジェントコンピューティング、汎用コンピューティング、エッジコンピューティング」を統合した多層的なコンピューティングインフラシステムを構築し、総演算能力を2万ペタフロップス(P)超にまで引き上げました。一方、成都の中核を成すAIの産業規模は1500億元を超え、前年比で約39%の成長を記録しました。同市はChina City AI Index Reportでは、トップクラスの「第1級都市(leading cities)」にもランクインしています。
電子情報、AI、デジタル文化・クリエーティブ産業を原動力として、成都の中核を成すデジタル経済分野の付加価値額は現在、同市のGDPの15%以上を占めています。成都で制作された長編アニメーション映画「Ne Zha 2(邦題:ナタ 魔童の大暴れ)」は、中国映画史上最高の興行収入を記録してチケット売上高は100億元を突破、成都のデジタル文化・クリエーティブ産業における科学と産業の融合の新たな指標となりました。
デジタル技術やインテリジェント技術を具体的な生産性の向上につなげる能力こそが、回復途上にある世界経済が今まさに必要としている「確実性」に他なりません。アジア太平洋地域の経済にとって、成都は単なる市場機会にとどまらず、技術を応用し、シナリオの有効性を検証するための体系的ソリューションを提供しているのです。
さらに、成都ならではの文化的魅力と、開放的で包摂的な都市の気質が、ともすれば無機質になりがちな技術交流に人間味をもたらしています。同市を世界とつなぐ2つの空港のハブ機能と、世界を取り込むイノベーション・エコシステムを擁する成都は、開放と協力の原則を実践しています。同市は具体的な行動を通じて、デジタル時代における世界とのつながりに成都流のアプローチを示しています。
中国南西部に位置する成都は、西部地域の経済、文化、交通の主要拠点です。2300年以上の歴史を持つ同市は、都江堰の灌漑施設、ジャイアントパンダ、料理で世界的に知られています。常住人口2100万人を超える成都には、世界中の都市とつながる4F級国際空港が2つ整備されています。ここでは、古刹が金融・科学技術地区と隣り合わせに建ち、伝統と現代が調和しつつ共存しています。訪れる人々を深く魅了し、誰もが離れたくなくなるような都市です。
ソース: The Chengdu Municipal People's Government

